・皮下の角質や汚れを除去する 超音波は音と同じ振動なので、皮膚や皮下の角質を振動させることによって 角質内に入り込んでしまった汚れを除去する。 実際、使い始めの数回は、消しゴムのカスのようなものが取れる人が多い ・新陳代謝が活発になる 細胞に細かい振動を与えることによって、血流やリンパ液の循環がよくなり、 組織の新陳代謝が活発になり、結果的に老廃物の排泄やむくみの改善が期待できる。 ・血行が促進される 超音波の振動により、皮下組織の温度が0.5~2度上昇するといわれている。 温熱作用によって血行が促進されることにより、皮下組織への酸素補給と 老廃物の代謝が進む。超音波なら何でもよいというわけではない。一般に市販されている超音波美顔器の周波数は、3MHz~5MHzに固定されている。しかし、超音波が皮下に浸透する深さは、周波数によって異なるのだ。周波数が低い方が奥まで届き、周波数が高いと皮膚の表面にしか届かない。皮下組織に万遍なく浸透させるには、周波数を自動的に変更する機能があればよい。例えば、エステナードROSEは、1MHz~8MHzの範囲でランダムに変化させる機能を持っている。(同じ会社のエステナードMOMOは、5MHz固定である)マッサージに例えてみれば、強く揉んだり優しく揉んだりを自動的に繰り返しているようなもので、理屈に合っている。これほどの効果が期待できる超音波機器を、直接皮膚に当てるのだが、ここで重要な注意点がある。乾燥した状態で皮膚に超音波を当ても、超音波の伝達は期待できない。超音波エコーを経験した人なら分かるはずだが、必ず診断部にジェルを塗る。ジェルを使って超音波機器と皮膚を密着させることによって、皮下への伝達を高めるのだ。ジェルを使わずに皮膚に超音波を当てると、期待効果とは逆に傷めてしまうことががあるので、安全のためと超音波を効果的に皮下に浸透させるために、ジェルが必要である。皮膚に超音波を当てているあいだは、皮膚が微小な振動を繰り返しているので、ジェルが皮下に浸透する作用がある。だから、不衛生な怪しいジェルを使ってはいけない。この作用は、逆に考えれば、皮下組織に栄養素を送り込む手段として有効である。ジェルの主成分はグリセリンだが、ここに、ヒアルロン酸やコラーゲンを含ませて、皮膚細胞に活性を与えようとする試みは、なかなか良い着眼点である。こう考えると、超音波機器だけを売り切って終わりでは、本当の意味でメーカーの責任を果たしていないのではないだろうか、と思うようになった。大手家電メーカーも販売している製品だが、ジェルまでは責任を持っていない。こうして、考察をしていくと、健康コーポレーションが取り扱っているエステナードROSEのシステムが最も良いような気がする。本体は980円と格安の設定にして負担を軽減して、ジェル12本をつけて1年分で35,000円ほど販売している。一月にすれば3,000円弱で、さらに毎日に換算すれば97円である。この程度の費用で健康な肌が取り戻せるなら、自分に対して安い投資だと思う。得体の知れない、高額な化粧品より遥かに大きな効果が期待できる。
[1回]