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2010
09,30
13:58
ビクトリアの滝(南ア旅行記-3)
CATEGORY[旅行記]
2010年9月16日出発の南ア旅行記、その3
ビクトリアの滝観光。

アフリカ南部の観光の目玉といえば、ビクトリアの滝。
ザンビアとジンバブエの国境を流れるザンベジ川にかかる、幅1700メートルの巨大な滝だ。
はっきりした定義は分からないが、俗に世界三大名瀑といわれている。ちなみに、ここビクトリアの滝の他に、北米のナイアガラの滝、南米のイグアスの滝だそうだ。

この写真は、ジンバブエ側の滝観光ハイキングルートの入り口。入ってから出てくるまで小一時間かかる。


入り口の橋の柱に掘り込まれた、顔の彫刻。 表情豊かで人間性を感じさせる。

軽いハイキング感覚で歩いてゆくと、巨大な滝が現れる。この日は、強い太陽を背中から浴びて、きれいな虹が迎えてくれた。

乾季なので、これでも水量が少ないのだそうだ。
滝の幅が1700メートルもあるのに、対岸(我々が立っているところ)まで100メートルほどしかないので、落ちた水は、すぐに渓流のように流れてゆく。
ガイドの説明によれば、水量が増えたときに、カバが上流から流されて滝から落ちて死ぬそうだ。カバは泳げるから問題ないだろうというと、落下途中で岩に当たって死んでしまうとか。


滝の前の絶壁に寝転んで本を読む謎の美女。


対岸があまりにも近いので、滝の全景を見るには、空から見るしかない。
ということで、15分ほどのヘリコプター観光が普及している。


パイロットのすぐ後ろの席だった。


これがビクトリアの滝の全景、滝の幅が長いのに、対岸までの距離が狭いのが分かる。
左側が、滝の上流。 写真の上側がザンビア、下側がジンバブエ。
滝の対岸が分かれているところが両国の国境。
右側に見える曲がりくねった細い道を通って、鉄橋を渡り、ザンビアからジンバブエに入国した。


滝の上流側から見たところ。流下した水は、グランドキャニオンを思わせる地形で、大地を削り取ったような曲がりくねった川となって流れてゆく。


二つ上の写真の右上部に写っている鉄橋の写真。
中央部の白い屋根の建物からバンジージャンプができる、料金は110USドル。


散策コースでは、小猿がじゃれあっていた。


イボイノシシが土をほじくっていた。
サファリに出ると、イボイノシシは幾らでもいたのだが、最初に見た野生の動物だったのでちょっと興奮した。



北上大


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2010
09,27
17:17
売国行為に等しい中国船長釈放
CATEGORY[社会現象]
中国人船長を処分保留のまま釈放するとの報に接した時に、驚きを感じた。
尖閣諸島を手放したに等しい、無条件降伏と見えたのは私だけではあるまい。
いろいろな思いがあるが、要点を整理してみると

・中国人の論法は、ダメもとで言うだけ言ってみて相手の出方を窺うものだ。最初の段階でNOを突きつければ、分かりましたと引くことも多い。逆に、相手が引き下がれば、さらにごり押しの要求を突きつけるのは自明だ。そういう意味では、初動対応を誤ったといわざるを得ない。

・中国側が矢継ぎ早に、声明を発表して行動を起こしているのに、日本政府は、「粛々と」とか、「冷静に見守る」ばかりで、その間に、中国は冷静に状況を分析して、強気の作戦を選んだ。そういう余裕を与えてしまった。もっと早く国際社会に向けて日本の考え方を発信すべきだった。
 ・尖閣諸島が日本固有の領土である論理を明確に示す。
 ・三権分立の民主主義では、基本的に司法判断に行政は関与しない。
 ・中国船がわざと体当たりしてきたというビデオテープを公開して、悪役は中国のイメージを世界に情報発信する。
 
・検察が、国際情勢を勘案して、被疑者の処分を決定するなんてことがあるはずがない。行政が関与していないと信じている国民がどれだけいるか?おそらく1パーセントもいないだろう。
 
・日本国内で発生した公務執行妨害なら、きちんと起訴して裁判によって罪状を明らかにすることによってこそ、日本の自治権が表示できるものだろう。腰砕けになって、処分保留のまま釈放したら、自治権が及ばなかったととられても仕方がない。

・外交ルートなるものが全く感じられない。国の公式な発表とは別に、裏側で丁々発止の議論と取引があるのが、プロの外交能力だと思うのだが、今の民主党政権は、外交技術の基本ができていないようだ。政権主導と言いながら、役人の知恵を使うこともできない。丹羽中国大使が深夜に何回も呼びつけられたという異常事態に対して何の動きも示さなかった。

・そもそも、この船長はわざと騒ぎを起こしたのかもしれない。命懸けで騒乱を起こして無傷で生還した英雄として、国家を挙げてチャーター機を用意したのはその表れではないのか。 

隣国のヤクザ国家が、基地問題すら解決できない平和ボケの日本政府と日本国民にカツを入れてくれたのだから、この際きっちりと議論して、独立国家の威厳を保ちたいものだ。
わたしごときが、こんなことを書いたとて、チリほどの影響もないだろうが、チリのような声でも意見を表示しなければ、なんにも変わらない。

北上大

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2010
09,23
11:02
失政の付けは国民に来る(南ア旅行記-2)
CATEGORY[旅行記]
2010年9月16日出発の南ア旅行記、その2
歴史的ハイパーインフレの国、ジンバブエ

南アフリカ力と言いながら、前半は、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナを訪れた。
世界では常識だったことらしいが、私は行ってみて初めて知った驚きの事実がある。
ジンバブエは、ムカベ大統領の独裁政権が経済政策に失敗して、歴史的なハイパーインフレを経験した国だった。

これは、外国のサイトから拝借した写真だが、2008年頃にジンバブエの子供がガソリン代を支払う様子のようだ。金額がいくらなのか分からないが、毎日の買い物に札束を抱えて運ぶのでは不便でしょうがない。

出展=http://www.gadling.com/2008/08/14/zimbabwe-residents-using-gasoline-as-currency/

そこで、政府は、国民の生活の利便性を考えて、高額紙幣を発行した。いろいろ段階はあるが、例えばこれが5億ドル札。


そして、こちらは、500億ドル。

透かしもちゃんと入っている。



そして、とうとう、ギネス記録物の10兆ドル札を発行した、丸が13個もある。

どうせやるならギネス記録でも狙うかとふざけて作ったとしか思えない。まともな感覚は発行できないだろう、この紙幣は。 この3枚のお札は、観光地に集まる物売りから買った。 最初は3枚で10米ドルの言い値だったが、2米ドルまで下がった。もっと粘れば1ドルまで下がったと思う。合計で10兆505億ジンバブエドルだが、トマト1個すら買うことができない。

この後、貨幣切り下げ(デノミ)を実施したのだが、その桁数が10桁切り下げ。100億ドルを1ドルに。その半年後に、今度は12桁のデノミ実施。1兆ドルが1ドルに。
シムシティのようなゲームで、経済に失敗したから、デノミでもやるか等間隔だろうか。
2009年1月に、公務員への給与を米ドルで支給することになり、ジンバブエドルは、通貨としての役目を失った。

ガイドをしてくれたドミニックさん(42歳、9歳の息子と6歳の娘)は、30年近く公務員を勤めた兄が、通貨の下落によって、財産を失ったので、ガイドをして外貨を稼いでいる自分が、面倒をみていると笑っていたが、結局、ツケは全部国民に回ってくるのだ。

同じ道を走っていても、ボツワナの道路から

国境を越えると、ジンバブエの道路に変わる。

センターラインも見えず、縁石も分からない、農道のような道路を時速100キロで突っ走る。
1時間でおよそ100km走っても、人工物を殆ど見ない。
制限速度が80キロを示す標識を3回見た以外の人工物は、道路と並行して走る電線だけ。
側道も分岐路もないので、案内標識もない。商業が発達していないので宣伝の広告看板もない。ましてや、建物もない。
100km区間を疾走して、これほど人工物と接しない経験は初めてだった。

ひとくちに、アフリカの国は貧乏だというが、貧乏にも格差がある。
参考:ジンバブエ、ジンバブエドル

北上大

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2010
09,19
22:14
ボートサファリ(南ア旅行記―1)
CATEGORY[旅行記]
2010年9月16日出発の南ア旅行記、その1
チョベ国立公園のボートサファリ

このページでは、実際に見た色々な動物の写真を掲示するが、動物を見たい人は動物園に行きなさい。
ボートサファリに来ても、動物を見られるとは限りません。(ウソです、何らかの動物に必ず会えます)
でも、これから紹介する動物たちは、ボートサファリの舞台装置の一部であって、動物鑑賞が目的ではありません。

では、ボートサファリの目的とはなにか?
それは、風を感じることだ。
アフリカの大自然に包まれ、大河のゆるやかな流れに身を任せ、太陽を浴びながら、風を感じる。
そう、風を感じることだ。
あなたは、風を感じたことがあるか?

  風に吹かれることじゃない。
  風に飛ばされることじゃない。
  風に目潰しされることじゃない。
  風に耐えることじゃない。
  
風を感じること、それは風と一体になること。
アフリカの風が自分の身体と一緒になったときに、動物たちが微笑んでくれる。

30人が乗れるくらいの船に乗って、チョベ川に出た。
流れは殆ど感じられず、どちらが上流か下流か分からない。9月というと、アフリカでは冬が終わり春先にかかっているところだが、船の屋上に上り太陽光を直接浴びると暑い。屋根の下に戻ると、川の風が心地良い。


イグアナが、岸辺で遊んでいる。隣にいたもう一匹が、鯰の頭をかじっていたが、残酷っぽいのでここではカット。


遠くの方にバッファローが群を作って草を食べている。


カバとワニが日向ぼっこ、動物園では見られないよね。


ワニって近くで見ると迫力ある。この辺のワニはクロコダイル。ワニの尻尾のテリーヌを食べたが、鶏肉のように淡白でおいしかった。


カバが水辺で水遊び。


カバは、重い体だけど、本当に泳げるんだ。この辺はカバの足が届かない深さのはずだ。


ここから先はナミビアだよ! って、国旗を掲げて主張している。


アフリカゾウが集団で川を渡っている。中洲には、乾季でもおいしい草が沢山あるから、川を渡って出かけてい行く。


象が川を渡るときって、鼻をシュノーケルにするって本当だったんだ。


小象を守りながら、渡りきった集団だゾウ。


直近(距離10メートルくらいかな)で見るアフリカゾウは迫力あるぅ!


遠くにシマウマの群れ発見。発見した現地ガイドさんは視力が5.0(聞いてないけどたぶんそのくらいだろう)。とにかく遠くまで良く見えるようだ。

データ:
チョベ国立公園とは、ボツワナのナショナルパークで、ジンバブエの国境近く、ナミビアとは、チョベ川を挾んで接している。チョベ川は100kmほど下流で、アフリカ第4(第3だか第5だかあやふや)の大河であるザンビア川に合流し、ビクトリアの滝に流下している。

チョベ国立公園では、四輪駆動車、TOYOTAランドクルーザーで砂地を疾走するサファリドライブとチョべ川をゆったりクルージングする、ボートサファリを楽しんだ。サファリドライブの報告は、後日。

北上大

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2010
09,16
22:12
南アフリカ旅行から帰国しました
CATEGORY[植物]
南アフリカ旅行については、出発日と1日目と3日目の報告をしましたが、全日程を終えて、本日帰国しました。
菅直人が、再選されたのは知っていましたが、帰国後のニュースで、最も驚いたことは、もう相撲が始まっていたことでした。

詳細な報告は別途行うことにして、本日は、無事帰国の報告だけ。

北上大

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2010
09,14
14:28
南ア旅行 3日目
CATEGORY[自分のこと]
ジンバブエから南アフリカのケープタウンに移りました。
このホテルのインターネット環境をちょっと。
無線ラン接続のためのPINコードをもらって部屋で接続しようとしたら、どうしてもつながらない。電話をして係の人を呼んだら、いろいろ試してから一言
「ここは電波が弱いからダメだ、ロビーに行こう」って。
ロビーに行ってみると、しっかりした信号を受信して、OK。
わたしの部屋は9階。
電波が弱いなら、中継機を置くなり工夫しろうよ、って感じだな。
そういう訳で、今はロビーで書いています。周囲に人が多いし、落ち着かない。

旅は順調に進んでいます。
レポートは、後日整理してからアップします。

北上大

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2010
09,12
04:43
南アフリカ旅行、1日め
CATEGORY[自分のこと]
9月10日の午後出発して、現在日本時間の12日午前4時ですから、36時間くらい経っていることになります。
この36時間の内、24時間が飛行機と空港待機を含めた移動時間です。
差し引いた12時間が南アフリカ旅行の初日ということになります。
前にも書きましたが、南アフリカ旅行といっても、ビクトリアの滝とチョベ国立公園(象などの野生動物)、喜望峰(ケープタウン)などのピンポイント観光です。
で、驚いたのが、越境手続きの多さ。
ヨハネスブルグ(南アフリカ)乗り継ぎ、空路⇒リビングストン(ザンビア)⇒陸路⇒ビクトリアフォールズ(ジンバブエ)⇒ビクトリアの滝観光
このために、越境手続きを2回、費用は120ドル以上です。
今日は、ジンバブエ側からビクトリアの滝の歩行観光。
現在乾季なので水量が少ないのですが、そうは言っても「世界三大瀑布」と言われるだけあって、絶え間なく立ち上がる水煙が、風の向きによって流れてくると、スコールのような雨でびしょ濡れになります。
今日は、背後に強い太陽が控えてくれていたので、きれいな虹が見られました。
いま、アフリカの現地なので、持ってきた機材の関係で、写真を掲示出来ませんが、帰国後に整理して掲示します。

とりあえず、南アフリカというより、ジンバブエのホテルからの書き込みです。
インターネット費用は、30分=3米ドル、1時間=5米ドルです。この書き込みは1時間契約して、5ドル前払いで接続しています。
ジンバブエのお金もあるらしいのですが、破綻しているので、実際は米ドルが主体になっているそうです。
この辺の事情も後で説明します。

北上大

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2010
09,10
10:22
南アフリカ旅行に出発します
CATEGORY[自分のこと]
きょう(9月10日)出発、16日帰国の予定で、南アフリカ旅行に行ってきます。
延べ7日間なんだけど、ホテルに泊まるのは4日間だけ。
だから、4泊7日の旅行になる。2泊足りないのは、いわゆる機中泊というヤツで、飛行機の中か空港の乗り継ぎで時間を過ごすことになる。

南アフリカと言っても、観光スポットは限られていて、ピンポイントで数ヶ所回るだけ。
旅程 
成田⇒タイのバンコク乗り継ぎ⇒南アのヨハネスバーグ乗り継ぎ⇒リビングストン着
 観光(2泊) ビクトリアの滝、チョベ国立公園
リビングストン⇒ヨハネスバーグ乗り継ぎ⇒ケープタウン
 観光(2泊) テーブルマウンテン、喜望峰、カーステンボッシュ植物園
ケープタウン⇒ヨハネスバーグ乗り継ぎ⇒バンコク乗り継ぎ⇒成田

パソコンを持っていくので、うまくインターネットがつながったら、現地から情報アップをします。

北上大

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2010
09,09
16:57
現金を使わない生活
CATEGORY[自分のこと]
近頃は現金を使う機会が殆どない。
電車はSUICAを使い、チャージはクレジットカード。
コンビにでは、Edyを使ってこれもクレジットカードでチャージ。
スーパーなどで使えるところは、少額でもクレジットカードを使っているし、ネット通販を多く利用しているが、この支払いもクレジットカード。
飲み物の自販機もSUICA対応機が増えている。

振り返って考えてみると、現金を使うのは100円ショップのダイソーだけだ。

北上大

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2010
09,04
10:18
商標権喪失のリスク
CATEGORY[雑学]
登録商標の意義は、数ある製品群の中から、我が社の製品を識別して購入してもらうことにある。
だから、商標が広く知れ渡ることは権利者が望むところである。しかし、気をつけないと、権利が消滅するリスクがあることを知っているだろうか。

エスカレーターは、米オーチスエレベーター社の商標だったが、他社から類似品が発売され、適当な一般名称がなかったことから、オーチス社のエスカレーターの他にA社のエスカレーター、B社のエスカレーターが出来、誰も「電動式階段型自動昇降装置」とは言わなくなった。
結局、1950年にオーチス社は、「エスカレーター」という商標権を放棄して、一般名称になってしまった。

ドライアイスも同様で、一般名称をつけるとしたら「固形化二酸化炭素」とでも言うのだろうか。今はドライアイスと呼ぶのが当たり前だ。

最近の身近な例を挙げると、ソニーの「WALKMAN」、ご存じの通り、「可搬型カセットテープヘッドホンステレオ」のことだ。オーストリアでは、あまりにもウォークマンの名前が広まり過ぎたために「ウォークマン」と言えば「可搬型カセットテープヘッドホンステレオ」のことをさし、ソニー社製品であることを識別出来ないと判断されて2002年オーストリアでは、商標の占有権が取り消されて、一般名称となった。
パナソニックのウォークマンとか、サンヨーのウォークマンとか言われ出したらヤバイってことだ。

かつては商標だったけれど、権利を放棄したり、他社一般製品との識別が困難になり、一般名称になってしまったたもの実例として、次のようなものがある()内は、かつての商標権所有者。
 セロファン(デュポン)
 コーラ(コカコーラ)
 ドライアイス(ドライアイスコーポレーション)
 エスカレーター(米オーチス)1950年商標権放棄
 ジャングルジム(セバッション・ヒルトン)
 トランポリン(グリスワールド・トランポリン)
 ヨーヨー(パパス・トイ)
 ジッパー(BFグッドリッチ)
 うどんすき(美々卯)裁判で普通名詞化判断
 正露丸(大幸薬品)
 ホッチキス(イトーキ)商標公開
 ホームシアター(富士通ゼネラル)
 メカトロニクス(安川電気)
 魔法瓶(日本電球)
 ウィンドサーフィン(株ウィンドサーフジャパン)商標公開
 プラモデル(マルサン)商標公開
 オセロ(ツクダオリジナル)商標公開
 ホバークラフト(英ホバークラフト)商標公開
 ネクター(森永製菓)果汁協会に公開
 ビデオテープ(米アンベック)商標公開
ナイロンについては、デュポン社が世界で初めて作りだした完全な合成樹脂だ。これまでに人類が直面したことがない物質なので、デュポンが命名したナイロン以外に呼びようがなかったので、人々はこれをナイロンと呼んだ。
ナイロン以前の合成樹脂というとセルロイド、エボナイト、ベークライトなどがあったが、一見透明なしなやかなプラスチックはナイロンが最初だった。だから古い人は透明なプラスチックのことをナイロンという。
さて、ナイロンの一般名称はポリアミドだが、特に脂肪族ポリアミド樹脂を指す。ポリアミド樹脂は、いくつかの会社で製造して入るが、宇部興産はUBEナイロン、東レは東レナイロン(アミラン)、東洋紡は東洋紡ナイロン(グラマイド)、三菱ガス化はMXナイロン、ユニチカがユニチカナイロンと、ナイロンの呼称を使っているが、ポリアミド樹脂のメーカーでナイロン名を使っていないのは、三菱ケミカルエンジニアリングプラスチックがレニー、旭化成ケミカルがレオナである。
権利関係がどうなって入るのか詳しくは知らないが、ナイロンは、もはや一般名称化されつつある印象だ。
その証拠に、デュポン社の商標一覧には載っていない。

商標の中でも、これまで存在しなかった新製品で一般名称がない製品のネーミングは強いが、商標権保護のために簡単な一般名称を用意しておかなければならない。

ごきぶりホイホイ(アース製薬)なんか、一般名称がない。敢えていえば、「粘着式ごきぶり捕獲器」とでも言うのだろうが、やっぱりごきぶりホイホイである。

アイスノン(白元)も秀逸だ。アイスノンと言わなければ何と言う。「冷却材内封式保冷枕」かな。やっぱりアイスノンだと思う。

ウォシュレット(TOTO)もなかなか。イナックスのウォシュレットとか、松下のウォシュレットなんて平気で言っている。

味の素(味の素)も、グルタミン酸ソーダが主成分の化学調味料の代名詞になってしまったが、
料理番組で「ここで味の素を少々」などというと「味の素は当社の商標なので『化学調味料たとえば味の素を少々』と言い換えてください」とクレームを付けるなど企業努力が実って、商標権を維持している。

バスクリン(旧ツムラ)も入浴剤という新分野を開拓して会社名を乗っ取ってしまった。ツムラライフサイエンスから株バスクリンに社名変更。

シャチハタ(シャチハタ)は、シャチハタ以外に呼びようがない。「インキ浸出簡易印鑑」なんて言っても分かりにくい、「正式書類だからシャチハタはだめですよ」と言った方が伝わり易い。

スーパーカブという優れたビジネスバイクがある。言わずと知れたホンダの製品だが、ヤマハはメイト、スズキはバーディという名が付いているが、タイにいくとこれを全部ホンダという。だからヤマハのホンダとかスズキのホンダが出来てしまうのだ。

ウォークマン(ソニー)が、ヘッドホンステレオの世界を創造した後、カセットからシリコン化の道を開いたのはiPod(アップル)だった。「携帯型デジタル音楽プレイヤ」なんて長ったらしく言う奴はいない。普通はiPodだ。前述したように、オーストリアではソニーの商標独占権は消滅している。

一般名称に近い感覚で使われている商標を挙げてみよう。
セロテープ(ニチバン)=セロハン粘着テープ
セスナ(エアクラフト社)=小型飛行機
アクアラング(日本アクアラング)=潜水具
エアーキャップ(宇部興産)=気泡形緩衝シート
キャタピラー(米キャタピラー)=無限軌道車
クレパス(サクラクレパス)=パステル
サインペン(ぺんてる)=水性フェルトペン
マジックインキ(内田洋行)=油性フェルトペン
サンオイル(資生堂)=日焼け止めオイル
ジェットスキー(川崎重工)=水上オートバイ
タバスコ(米マキルヘニー)=液体トウガラシ?
カンパリ(伊カンパリ)=カンパリはカンパリだろう
テトラポッド(日本テトラポッド、現在は不動テトラ)=波消し用四つ足ブロック?
ドラフター(武藤工業)=製図台。今じゃCAD全盛でドラフターの出番は少ないが、ドラフターはドラフターだった
ナップザック(スポータ)=折り畳み式小型リュック
ピアニカ(東海楽器)=鍵盤付き吹奏楽器
 「鍵盤付き吹奏楽器ってなあに?」
 「ほら、ピアニカのことだよ」
 「ああ、そうか、わかった」
フリスビー、フラフープ(米ワームオー)
ポリタンク、ポリバケツ(積水化学)=これって商標だったんだ!
ボンド(コニシ)=接着剤
マウンテンバイク(マウントタム・ベロクラブ)=オフロード自転車?
メトロノーム(メルツェル社)=音楽用リズム取り機
ワンカップ(大関)=カップ入り日本酒
筆ペン(セーラー)=筆先万年筆
万歩計(山佐時計)=歩数計
麺つゆ(ヤマサ醤油)=出し入り濃縮醤油汁?

商標が一般名称化されるリスクを回避するためには
1)一般名称と明確に商標を区別する、出来れば併記する。
 例えば、一般名称シャワートイレのウォシュレットという具合に併記して、ウォシュレットを一人歩きさせない。
2)商標を動詞化しない。
 例えば、バスクリンの入浴を「昨夜はバスクリった」などと言わない。
3)日本語では関係ないが、複数化の使用をさせない
  two WALKMANs のように
4)一般名称のような使い方を見つけたら、こまめに忠告する。

北上大

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コメント[5] TB[0]
2010
09,02
08:57
この広告の意図は?
CATEGORY[社会現象]
今朝(2010年9月2日)の朝日新聞の朝刊に載っていた、2ページ見開きの広告。

表示されている文字は、
「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」
「この広告は、本日付ニューヨークタイムズとワシントンポストにも同時掲載します」
「宝島社」「http://tkj.jp/」
これだけ。
何の広告かと思うよね。

北上大

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▼宝島社の広告意図はこちら
コメント[2] TB[0]
2010
09,01
09:40
いっそのこと大統領制に
CATEGORY[社会現象]
民主党の代表選びのごたごたは見るに耐えない。
もともと菅対小沢の選挙対決だったところに、引退するはずの鳩山ぼっちゃんが出てきて、できもしない調整を始めてごちゃごちゃにかき回して、結局は元の対決選挙に戻っただけ。 ぼっちゃんはもう表舞台に出ないでください。

それはともかく、ころころ変わる総理大臣がどうにかならないのか?
良く分からんけど、議院内閣制が時代に合わなくなって、古いんじゃないだろうか。
国民総選挙って、昔は大変だったけれど、IT技術がこれだけ発達しているのだから、国民投票だってうまい仕組みを考えれば、昔よりは簡単にできそうな気がする。

国民が直接選ぶ大統領制度を考えてみたらどうだ。

北上大

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