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2012
01,31
09:22
信じ難い北の海理事長再任
CATEGORY[社会現象]
日本相撲協会の理事長に北の海が再任された。
「選ばれたので職務を全うするだけだ」との挨拶だったが、世の中の常識では信じられない出来事だ。
一般の会社であれば、不祥事の責任を取って退任した社長が、3年程度で復帰することなど絶対にない。そんな会社とは取引をしないからだ。
仮に、人材がいないとしても、選ばれたとしても、固辞するのが世の中の常識だ。
断って後進に道を譲り、それをバックアップするのが本当の責任の取り方だ。
ずうずうしくも、職務を全うすると言い放った北の海に期待することは何もない。
戻りかけていた日本相撲協会への信頼感が、崩壊しそうで怖い。

北上大

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2011
11,25
09:21
談志追悼
CATEGORY[社会現象]
立川談志が亡くなった。
4年前になるが、大連に駐在している時に談志が大連に来てくれた。
そのときの拙ブログの記事『立川談志独演会 in 大連』から引用する。

=====
今年71歳になる談志の公演を聞いて、老いとの戦いを赤裸々に吐露する姿に考えさせられたな。

談志の独白:
60歳代の時は、自分は良い仕事をした。自分を抱きしめたくなるような良い芸をしたもんだ。だけど70過ぎたらダメだ、毎日毎日自殺することばかり考えている。実行出来ないだろうが、死にたいと思うんだ。そんなことを言いながら医者に掛かっているんだから、どうしようもないな。
肉体と魂が乖離し始めているんだ。魂は、まだまだ若いつもりでいるんだが、肉体の方がついていけねぇんだ。何時間も飛行機に乗って、こんな大連まで行くこたぁねぇって訴えているんだが、魂の方がやりたがっているんだなぁ。まぁ最後の海外公演かも知れねぇな。そうこうする内に、魂の方が肉体に近づいていくんだろうな。

笑いと常識と非常識の関係って、自我を抑え抑圧することで常識が成り立っている。
世の中には、猟奇事件と呼ばれる非常識な出来事があるが、もし、その手の事件が起きなければ、自分で起こすしかなくなるって、良く分からないが、非常識な事件があるから、自分の中の自我を押さえて、常識の上に立っていられるんだっていうんだが、難しいだろう。

日本教っていう常識があるんだが、自分は日本教に逆らってばかりいるから仕事が来なくなるんだ。警察庁長官が撃たれた事件があったときに、「警察庁長官なら、そんな弾よけろ!」って言ってやったんだ。巡り巡ってこれが本人の耳に入ったんだって。本人は何て言ったと思う?
転がって大笑いしたってんだ、こういう人はいいねぇ。

落語界の異端児だが、感受性の強い人なんだと思う。
=====

この頃から死に対して真摯に向き合っていたことがうかがえる。

北上大

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2011
11,10
13:43
総論賛成、各論反対のエゴイズム
CATEGORY[社会現象]
生活のために、ゴミ処理施設は必要だよね。
そうよ、生活すればゴミが出てくるもの。
だけど、うちの近所には作らないでね。
だって、臭いし、トラックの交通が増えてうるさいんだもの。

人の尊厳を守るために火葬場は必要だよね。
そうよ、土葬の時代じゃないし、荼毘に付す施設は必要だわ。
だけど、うちの近所には作らないでね。
だって、陰気だし、毎日霊柩車を見るなんて縁起が悪いわ。

日本の国防のためにアメリカ軍基地は必要だよね。
そう、北朝鮮や中国が何するかわからないでしょう。米国軍の力を借りる必要があるわ。
だけど、うちの近所には移転して来ないでね。
だって、飛行機の騒音がうるさいでしょう。米兵の治安の問題もあるし、いざとなったら敵の攻撃目標にされるから怖いわ。

津波被災地の瓦礫処理には協力しなくちゃならないね。
そうよ、大変な量なんでしょう。日本中で少しずつでも引き取ってあげましょうよ。
だけど、うちの近所にはもってこないでね。
だって、放射能が怖いし、臭いし、トラックがうるさいでしょう。

こういうエゴイストが社会をだめにする。
瓦礫引き受けを実行している東京都知事、石原慎太郎を見直した。

北上大

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2011
09,19
20:37
隆の山 惜しかった
CATEGORY[社会現象]
今日は、幕内力士のなかで、最重量と最軽量の対決だった。
最重量の臥牙丸を破って、4連勝と行きたかった最軽量の隆の山。
まともに行っては歯が立たないと思った隆の山は、立会いで左に変わって「とったり」にいったがすっぽ抜け。こうなったら、体力的にどうしようもない。あっけなく負けた。
しかたがない。
明日からまた頑張れ、隆の山。

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2011
08,28
18:02
首相公選制度を考えたくなる
CATEGORY[社会現象]
日本の総理大臣は、一年ごとの使い捨てになってしまった。
こんなことでは、国民として政府を信用できないし、国際的にも恥ずかしい。
現職が辞めたといいうと、一週間もしないうちに、なにやら密室めいた場所でゴチョゴチョと話し合って、3日もすると、この人が新総理ですと発表される。この人ってどんな考えの人だっけ? 考えても分かるはずがない。いままで公に政権構想を語ったことのない人が、こいつはダメ、これもダメと消していき、消去法で残った人が総理にされるのだから。
まともな議論もしないで、国民が知らないうちに、2、3日で総理大臣を決める制度って、変だと思う。
議院内閣制を採っているからいるから、仕方ないのだろうけれど、いっそのこと国民の直接投票で選べるような制度改革が出来ないだろうか。
都知事や、県知事、市長などの地方首長は、こうして選ばれている。逆にこの人たちを辞めさせるには、国民のリコールしかないのだが、一年ごとの使い捨てにはならないだろう。
国民投票で代表を選ぶとなれば、議院内閣制ではないから、大統領に似た存在になるのだろうか。あほな国民がタレント候補者を選んでしまうので、国会議員の中から選ぶようにすれば良いんじゃないかな。
真面目に考えれば、憲法改正が必要になるのだが、戦後60年。日本国憲法のあり方を話し合う時機が来ているのではないだろうか。

今回の立候補者は5名だが、誰が選ばれても長期政権の可能性はないのだから、震災復興だけを真面目にやってくれれば良い。
またも短期使い捨てで、次に引き継ぐ、非常時内閣だろう。
内閣総理大臣の地位が、やたら軽くなったような気がする。

北上大

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2011
08,10
20:57
原発推進派だったが
CATEGORY[社会現象]
3月11日の未曾有の大地震に伴う福島第一原発のトラブルが大きな問題となっている。
この事故を契機として反原発の世論が高まっているが、わたしは、この災害から2ヶ月ほどの期間は原発容認派というよりも推進派であったが、最近反原発派に宗旨替えをした。

はじめの2ヶ月間の論拠はこうだ。
千年に一度の大地震に対しても福島第一は、その原形を止め得た。放射能を発散させたとは言っても直接の死者も出さず、最低限の防御を示した。周辺の住民の物的被害や精神的苦痛は筆舌に尽くし難いが、国の支援によってやり直しがきく範囲だ。実験データを重視する科学者としてみると、千年に一度の大災害を何とか乗り越えたのだから、今回の被害データを詳細に分析して、再発防止の手だてを講ずれば今後千年間は安全だと言える。そうしてこそ、不幸にして発生した壮大な実際のデータを有効に活かすことが出来ると言うものだ。被害に遭遇した人たちの苦しさに報いることではないだろうか。

しかし、3ヶ月経っても4ヶ月経っても、被害が終息するどころか、肉牛や米のセシウム汚染が拡大している。福島県のみならず、隣県を越えて岩手県まで広がっている。今後、何が出てくるか分からないが、さらに汚染拡大の可能性すら否定できない。制御できない汚染がこれほどまでに拡散するとは予想できなかった。
前項で書いた大地震対策が完成したとしても、人間の制御ミスや狂った人間の故意の操作によって事故が発生すると、きわめて広範囲に制御不能になる恐ろしい装置だと言うことが明らかになった。ミステリー小説ではないが、原発を人質にした脅迫事件が起こる可能性もある。

ひとたび事故が起こると、人知を越える大きな被害を発生させる恐ろしい機械は、やはり作るべきではない。

北上大

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2011
07,14
08:45
やるとかやらないとか一切考えていない、とは?
CATEGORY[社会現象]
菅直人首相は8日の衆院本会議で、エネルギー政策を争点にした衆院解散・総選挙について「国民の意思に基づいて将来のエネルギーのあり方が決められることは好ましいとは思うが、このことで私が信を問うとか問わないとか、そういうことは一切考えていない」と述べ、否定した。みんなの党の柿沢未途氏の質問に答えた。
〈ASAHI.COMより〉
原発解散を否定したと報道されているが、それは間違いだ。
菅マジックに引っ掛かっている。
日本語を正しく解釈すれば、『問うとか問わないとか一切考えていない』と言うことは、白紙であると言う意味であり、問わないとは言っていない。
天下の宝刀である解散権をそんなに簡単に手離すはずはない。
近い将来、原発解散をしないとは言っていないと開き直ることだろう。
いつもの手だ。

北上大

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2011
07,12
14:51
政府統一見解と言う不気味さ
CATEGORY[社会現象]
原発事故の対応と定期点検中のサイトの再開について、海江田経済産業大臣が安全宣言を出した直後に、総理大臣がストレステストの必要性を言い出した。
安全を確認したのなら、ストレステストなど必要ではないはずだから、海江田経産大臣の安全宣言は、ウソだったということだ。
ストレステストに合格することが、原発再開の必要条件かと思ったら、経産大臣と官房長官と意見が食い違う。
本来、政府、内閣の方針は一つであり、異なる意見が発表されることなどないものだ。
無茶苦茶に混乱して国民は誰の意見を聞いたら良いのかわからなくなってしまった。
そしたら、今度は、政府統一見解だという。
呆れ果ててしまう。
政府内部でいろいろな意見がでて、十分に話し合ったあとで政府の方針が出されていたのではないのか。勝手なことを言いたい放題で、最後に、公開妥協点を探るなど、見苦しい限りだし、全く信用ならない。不気味だ。
渡部恒三最高顧問の言うとおり、一分でも一秒でも早くこの内閣を辞めてもらいたい。

北上大

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2011
06,29
23:07
語るにおつる、排水処理
CATEGORY[社会現象]
福島第一原発の汚染水処理プラントのことで、外国企業に取られたと苦言を書いた。
このプラントが、トラブル続きだ。
初日の試運転で、吸着材が働かないというのは、泥か油分がグリス状になって入り口を塞いだのだろうと思った。前処理が不十分な場合によくある初歩的なトラブルだ。ま、これは仕方がないこととしよう。
ところが、次に出たのは、吸着剤を変更するという話だった。これは本質的な問題であり、ごめんなさいで済むようなことではない。エンジニアリングの根底に関わることなのだから。吸着剤の選定は、予備試験を通じて慎重に行われるべきものであって、試運転でうまくいかないから別物に変えますではすまないことだ。通常の契約なら、ここで違約金を取って馘にするところだ。
ところが、さらに、次から次へと出てくるトラブルは、語るにおつるというやつだ。
バルブの開閉を間違えていた、継ぎ手の接続が甘かった、配管に穴が開いていた。
ふざけるな。こんなエンジ会社に発注したのは誰だ。

これじゃ、エンジ会社ではなく、園児会社だ。
金返せ、時間を返せ!

北上大

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2011
06,19
11:15
原発問題から見えてくる本質的な問題とは
CATEGORY[社会現象]
原発賛成か、反対か。
世界の世論を2分するような大きな話題だが、本質的な問題はなんだろうか?

放射能物質なんて自然界には(ほとんど)存在せず、人間が作り出した毒物だ。だから原発はけしからんと。

それを言うなら、プラスチックだって、ダイナマイトだって、刀剣(鉄器)、電気機器だって、自然界に存在しないものを人間が作り出したものだ。これらが必ずしも人類にプラスになっているだろうか。もちろん、一見すると、人類にプラスに作用しているように見える。でも、部分的には、ノーベルが悩んだようにダイナマイトは戦争の強力な手段になり、刀剣は殺人の道具として使われる一面もある。プラスチックだって、環境汚染、海洋汚染、誤飲による動物の死など、悪い面がある。

6畳一間の家なら、快適に生活できるのはせいぜい2、3人だ。では、
6人なら、ぎりぎりの生活は出来るかもしれない。
無理やり12人が住もうとすると、一人半畳しかないので体操座りで寝ることになる。
36人を詰め込んだら、一畳に6人が立って寝ることになるが、1時間くらいが限度だろう。
300人を詰め込んだら。 到底無理だ、入れない。

地球で生活できる人口の上限を研究している人はたくさんいる。
現在地球人口は67億人といわれている。限界説はいろいろあるがたとえば100億人とか。
地球という、6畳一間の家に、現在何人が暮らしているのだろうか?
ひょっとしたら、すでに10人くらい住み着いているのかもしれない。10人の中の4人が4畳を独占して、一人一畳の寝る空間を確保している。残りの6人は残された2畳の空間に立って寝ている状態ではないだろうか。
さらに、人口は増え続けているので、10人が12人に、15人にと増え続け、やがて300人になるか?
いや、その前に家が壊れてしまう。
人口を増やさないことが、最大の対策だ。

産業革命以前の人類は、地球上の他の動物と共存していた。
この時代は、6畳一間の家に、3人くらいしか住んでいなかったのだろう。

産業革命以後、人類がエネルギーを自由に扱うようになってから、おかしくなって来た。
自己の生物エネルギー以外のエネルギーを大量に扱うようになってから、自然と調和しなくなってきた。何よりも、人口が増えすぎた。 寿命が延びすぎた。
死に掛かった老人を、チューブでつないで、電気仕掛けで息を続けさせておくことが生命の尊厳を守っているといえるのだろうか。生命の尊厳とは、死を以って完成するものだ。尊厳ある死を考えてみたい。

18世紀後半の産業革命以前に戻せば、人類は地球と共存して平和に暮らせる。
日本で言えば、江戸時代中期辺りか。
電気がないのだから、原発おろか火力発電も必要ない。
人類に電子機器は必要か。(パソコンとインターネットを使っている自分が、偉そうに言うべきことではないのだが)

獲得した権利は誰も手放そうとしない。
原発を止めても、代わりのエネルギーを求めるようなら、何も改善しない。
原発を止めた分、電気を減らした生活に変えなければならない。
不便を我慢する生活に戻らなければならない。

江戸時代は、エアコンがなかった。
それで、熱中症で高齢者が亡くなるというなら、それが自然なのだろう。
江戸時代は、冷蔵庫がなかった。
それで、山間部では刺身が食べられないというなら、野菜を食べよう。

極端な例だが、「獲得した権利は絶対離さないが、原発を止めろ」では、矛盾した要求をいう、駄々っ子と同じだということを自覚して欲しい。
原発を止めた分、生活が不便になることを覚悟しないで、安易に原発反対を叫ぶべきではない。

北上大

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2011
06,16
22:15
汚染水浄化装置について思う
CATEGORY[社会現象]
まったく、日本政府の無策には腹が立つ。
何かといえば、福島第一原発の放射能汚染水の浄化設備のことだ。
フランス、アレバ社に委託して設備を作ったということだが、話によれば、1トンの水を処理するのに1億円かかるので、全体の処理水を浄化するのに、兆円の単位に及ぶかもしれないと。
放射能汚染水の浄化装置と言うから、どんな特殊なことをやるのかと思っていたら、何のことはない、普通の水処理工程だ。NHKのニュースを見ていたら、こんな工程だという。
   汚染水 ⇒ 油分分離+吸着+沈降分離+脱塩 ⇒ 処理水

図の出典はこちら。 
詳細なことは知らないが、一つひとつの工程(専門用語で、単位操作という)は、日本企業が得意とするところだ。日本の企業が持っている技術を組み合わせれば、容易に達成できるプラントのはずだ。
その中心部を、丸ごとフランスとアメリカの会社に持っていかれたのは、日本政府の危機管理の認識不足として責めなければならない。

そもそも、「放射能汚染水の浄化」なるマーケットは、通常の経済世界には存在しない。マーケットがないのだから、企業が自己の資金を投入して開発研究をすることは出来ない。なぜなら、資金回収のめどが立たないのだから。
一方、これだけの数の原発があるのだから、万一事故が起きたときの汚染水の処理をどうするかは、電力会社と国が事前に対策を考えるべき項目だった。ここには、マーケット原理は働かない。損得抜きで、対応技術を磨いておかなければならない。政府が、政府所管の研究機関に放射能処理水の浄化研究の指示を与えていれば、技術の蓄積は難しいことではなかった。完璧を期するかどうかはともかく、現在フランスとアメリカの会社が提供しているような技術と設備は、日本の研究陣と企業の技術力で十分に対応できたはずだ。

爆発した原発建屋に最初に入った探査ロボットも同じことだ。ロボット大国を自認している日本において、アメリカのロボットに先陣を切られたことに悔しさを感じている日本人は多いはずだ。

平和ボケの日本政府の危機管理の甘さを象徴する設備なので、ニュースで見るたびに腹が立つ。

北上大

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2011
06,01
05:43
原発避難区域を国が買い取れ
CATEGORY[社会現象]
福島第一原発避難区域の人々への仕打ちはひどいものだ。
なにがひどいかと言うと、中途半端でへびの生殺し状態が一番ひどい。

宮城や岩手で被災された方々も大変な目に合っているが、復興への動きが見え始めている。現状を受け止め、与えられた環境の中で、何とかしようと考えているからだ。

これに対して、原発避難者は、与えられた環境そのものが存在しない。
だから復興計画も復旧の意欲も出しようがない。
自宅に帰れるんだか帰れないんだか分からない。
帰れるかもしれないが、今年なのか、来年なのか、10年後なのかさえも分からない。これが『与えられた環境がない』という意味だ。どうしようもない。
いっそ、帰れないことがはっきりしたら、別の場所で仕事を探そうという気にもなるが、帰れるかもしれないから、転職の意志も固まらない。そりゃそうだ、仕事を探して、働き始めた途端に帰宅指示が出たら、職場にも迷惑をかけるし、自分の気持ちも治まらない。
避難先に永住しようと思っていないから、家財道具を整えようと言う気にもならない。
どうしたら良いか。

今後30年間は、避難区域は立ち入り禁止として、国が一括して買い上げることにする。避難した住民は、30年間別の場所で暮らすことを強制的に決定してあげる。人間たるもの諦めがつけば、次善の策を考えて動くものだ。中途半端では動きようがない。
30年後に、放射能問題が解決した暁には、元住民が希望すれば優先的に買い戻すことが出来、希望者がいない空き地が出れば、公売してもよい。

30年が適切なのか、10年でよいのか50年必要なのかは専門家の判断をお願いするとして、とにかく現状の生殺し状態から開放してあげて、当面生きる道を作ってやることが国の役目ではないか。

北上大

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2011
05,28
10:49
間違っていたらごめんなさいしなさい
CATEGORY[社会現象]
東電のドタバタは聞いてあきれる。
東電の本社の人は、幼稚園に行ってなかったのかなぁ。
自分が間違っていたら、ちゃんとごめんなさいしなさいって、教わらなかったのかなぁ?

なにって、海水注入を55分間止めたの、止めなかったのと言うあの騒ぎのことだ。

技術的な観点から言えば、あの場合は、何よりも冷却が優先で、海水注入を止めてはいけないということのようだ。
そうは思ったけれども、東電本店では、首相官邸のご機嫌を伺って、
「ちょっと止めておいたほうが無難だな、海水注入をやめなさい」と指示を出した。
とんでもない指示を受けた現場の所長さんは、今冷却を止めたら大変な事態になると判断して、自分の首をかけて注水を止めなかった。
重大な、業務命令違反である。
総理大臣を巻き込んだ中央からの指示・命令に反したのだから、場合によっては懲戒解雇されても文句を言えない、反逆行為だ。首をかけた決断だったのだから首にしてやればいい。

これに対して、副社長のコメントが、
「技術的には、正しい判断だった」って。
バカ言うな。

業務命令違反で、処罰しろ。解雇しろ。
それが出来ないんだったら、お前たちが悪いということだ。お前たちが間違っていた。
この場合、A=止める、B=続ける、だからA=Bは絶対に成立しない。
Bが正しいと認めて処罰できないのだとしたら、Aが悪いことはあきらかだ。
小学生でも分かる。

間違っていたら、ごめんなさいしなさいって、幼稚園で教わることだろう。
ごめんなさいして、辞めなさい。

北上大

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2011
05,25
18:14
無責任な市民派良識派コメンテーター
CATEGORY[社会現象]
震災から2ヶ月も経ってから実は、1、2、3号機でメルトダウンが起きていたと発表した。
これに対して、報道を見ると批判的なコメントが多い。
市民派良識派を気取るある女優がこう発言していた。
「こういうことは、正直にもっと早く発表すべきだ。正確な情報と説明をすれば、パニックなんか起きるはずがない」と。
うそだ、きれいごとだ。市民受けしようと無責任なことばかり言うな。

震災直後に、ガソリンは十分にあるから急いで入れる必要はないとテレビでは説明していたが、実際には、夜中からスタンドに並ぶような異常な事態が発生したではないか。
パンの供給が少しタイトになって棚がガラガラになったところで、マイクを向けられた主婦が言ったひと言。
「やっぱり、心配だから、少し多めに買っちゃいますよね」だと、バカヤロー。
あんたのひと言がパニックを引き起こすのだ。

福島の野菜から放射能が検出されたと報道すると、栃木と茨城の野菜も売れなくなる。民衆とはそういうものだ。

もし仮に、人々の心理がまだ落ち着いておらず、余震が続く震災直後に、
「1、2、3号機で同時にメルトダウンの可能性があります。しかし制御範囲にあるので心配する必要はありません」
と、東京電力が発表したとしたら、どうだろう。
パニックが起きないはずがない。
メルトダウンと言う言葉が独り歩きして、大パニックになったはずだ。
東京から人が逃げ出し、東名高速下り車線は大渋滞、新幹線は超満員。東京の会社に出社拒否をする人も出てくることだろう。
チェルノブイリ以降、「メルトダウンは世界の終わり」のように思われているが、燃料棒が溶けて下に落ちるだけのこと。水で冷やせば制御できる。こんなことを、当時幾ら説明しても、大衆は理解できない。群衆心理も働いて、大パニックになったはずだ。

原発周辺の人たちには大変な迷惑をかけているのは事実だが、原発事故の最悪の結末は「再臨界」である。こうなったら手が付けられない。
「再臨界」に至らなければ、制御できているのだ。

この程度のことを理解できない民衆に、いくら丁寧な説明、科学的データに基づいた説明をしても、理解できないし、理解しようとしない、いや、説明を聞こうとすらしないはずだ。メルトダウン、メルトダウンと念仏のように唱えて逃げ出すのだ。

東電が、意図的に発表を遅らせたのかどうか知らないが、仮に、パニックを恐れて、発表を遅らせたのだとしたら、わたしは拍手を贈りたい。

でも、本来は、すべての情報を政府に出して、政府が高度な政治的判断で発表時期を考慮するのが筋だろうな。

北上大

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2011
04,20
21:49
コケにされた日本のロボット
CATEGORY[社会現象]
福島第一原発の放射能汚染現場に、米国アイロボット社製の「パックボット」2台が入り、貴重な動画撮影をして、日本国民に見せてくれた。約800メートル離れた場所からリモコンで遠隔操作でき、4時間の活動が可能だ。アームの長さは約1・8メートル。キャタピラで60度の斜面や階段を登ることができるという。
このロボットが活躍した反面、悲しいことに日本のロボットがコケにされた。

日本のロボットは、一輪車で綱渡りをしたり、音楽に合わせて踊ったり、バイオリンを弾いたりするが、仕事はできないから、アメリカのロボットが助けに行ったと。

ここでのキーワードは、「日本のロボットがコケにされた」のであって、「日本のロボット技術がコケにされた」わけではない。

言いたいことは、この原発内での業務や任務を予め与えてくれれば、日本のロボット技術は、確実に任務をこなしたことだろう。そういうロボットがたくさん作られたはずだ。だが、実際は、日本のロボットたちは、客寄せパンダよろしく一輪車乗り、ダンス、バイオリン弾きしかできなかった。もうひとつ外に出られないロボット群が日本の工場では多数活躍している。たとえば溶接ロボットとか多目的のねじ締めや検査ロボットなど組み立て加工工場内で使われているアーム形ロボットたちだ。アーム型ロボットは熟練加工の技術を習得しているが、歩けないのだ。

どうしてこんな事態になったのか。

政府の方針に問題があったというしかない。
数百年に一度、千年に一度の災害に備える活動をしてこなかったことだ。
民間企業が作るロボットと言えば、経済活動の一環であるしかない。客寄せパンダとして宣伝費を稼ぐか、実務一点張りで働くか、それしか稼ぎようがない。
数百年に一度の災害救助のロボットを作っても、数百年の間に災害が起こらなければ、その企業は倒産してしまう。だから民間では作れないのだ。
作れないのは、経済活動としてできないのであって、技術的には十分な能力を持っている。

こうして、ワークマンロボットと、芸者ロボットしか作ることができなかった日本の政策を今攻められても仕方あるまい。

事業仕分けとか言って、スーパーコンピュータ技術が世界2位ではだめなんですかとか、数百年に一度の洪水のためにスーパー堤防を作るのはいかがなものかと言った蓮舫大臣の発言にも反省を求めることだと思う。

北上大

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